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つまらんかった邦画2本

[ゴールデンスランバー]宣伝広告が変に記憶残った今年初めの頃の映画。総理暗殺の犯人に何故どうして仕立あげられたのかが最後まで不明。堺雅人の半笑いの表情が記憶に残るものの、全体の印象が薄く、締め括りがいま一つの娯楽邦画でした。さらに[サヨナライツカ]まさに中山美穂の肢体以外に見る価値なしの一本。パッサパサの邦画2本でした。

Z目さんが自分に矛先を向けたので報復準備、O平さんと共に自爆する様に何か仕込んでおきますね。

[Limit] 野沢尚

[Limit]稀に見る傑作、寝る間を惜しんで読んでしまった質の高い推理小説。
成功率は皆無に近い幼児誘拐を成功に導く見事な手法を描きだし、幼児臓器売買の背景の細かな概説を追従させ、子を思う女性の母性を随所に盛り込んでいく、この3つを軸に次々と驚きの展開で推移し、無理無駄のない現実味を多分に含んだ現代推理小説の真骨頂であると思います。
特に登場人物の切り取られた点と点が見事に焙りだされた最後は圧巻、ただただ感心した小説でした。

野沢尚、暫く嵌ってみようと思います。

捜査中

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10日の現金強奪事件から3日、ポカポカと小春日和のこの日、ヤクザ紛いの刑事らしき人間が新鮮市場に陳列、周囲に睨みを利かし、ウロウロと徘徊する様はそのままゴロツキ。変に目立つとアヤつけられそうなので、そぉっと遠くから盗撮。
暫く面倒な事になりそうですね。

不覚にも!

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右足小指骨折!破棄サーバーの直撃で。
40過ぎての骨折は心身ともに萎える。

今日から営業は裸足にクロックス。
行く先々で説明せなあかんのは、しんどい。

シルミド

調子こいて[シルミド 実尾島の真実]、悲哀の暗殺部隊を描いた映画を過去に見た事を思い出し、深々と読み終えました。何とも物悲しいノンフィクションとして史実を刻々と描かれていて興味深いものでした。
青瓦台襲撃未遂事件の報復として組織された、約束された名誉も報酬もなく凄惨な訓練だけを課せられ、次第にその存在すら置き去りにされる部隊が唯一拠所とした金正日の暗殺、その心根が削がれた時、殺意を向けた自国の青瓦台。真実としてあまりに悲しすぎる内容でした。


しかし、Zめさんの弄り方が楽しめる徹ブログ、笑える。
http://zaime.pos.to/diary_t/diary.cgi

とりでなきもの

[砦なき物]久しく読んで無かった分、のめりこんで一気に読み終えた一冊、筋立ての良い小説でした。
殺害予定の被害者が仕組んだトリックと巻き込まれるテレビ局の視点と錯綜するそれぞれの思惑を見事に描いた第一編、犯人であろう人間の深層心理と生き様を上手く絡めて引っくり返した第2編、どちらもリアリズムを損なわない秀作でしたね、与太話の3部4部に比べると。

それにしても齋藤智、これほどの話題性、実にアヤしい。

しつこくドリームワン

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3週連続、4度目のドリームワン、そこそこ釣って、ええ加減飽きましたタチのジギング。その後の青物不調で、アオリ全く。[反応あっけど喰わんわぁ。]輪島でよく聞いたセリフ、白実夢のように頭の中に木霊します。そんな中で船長、懸命にポイントを探って釣師以上に頑張ってくれました。

偶には映画で[イングロリアス・バスターズ]鬼才タランティーノの与太話かと斜に観てましたが、善悪が明確で気持ちよく進行する展開と人物描写が頗る良く、とりわけ怒り心頭に怒鳴り散らすヒトラーと、飄々と振舞うブラッドピッドが実に印象深い、大衆娯楽映画でした。

楽しめます、http://zaime.pos.to/diary_t/diary.cgi
ZMEさん、言葉上手なブログです。

さらにドリームワン。

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3回目ともなると、流石に学習しました、タチとアオリ。
しこたま買い込んだタチ針をジグに仕込んで、100g程度のジグを楽々シャクリ、開始早々から気持ちよく釣れ上がります。針のお陰でバレることなく特有のガツガツ当たる感覚が気持ち良いタチジギングでしたね。
さらに真昼のアオリ、ティップラン釣法を会得すると乗りが違います。ナイトも良いのですが、昼間はアオリの引込がより感じられ楽しめます。さらに時期的にも胴長20cmが次々に乗るので格別。

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この日も数々のポイントを探ってくれたキン●マ船長の熱意に脱帽、また青物だけを狙って10オンスのジグを延々とシャクルのがジギングだと偏った考えを見直し、多様な魚種を狙える富山湾を改めて再認識した8時間でした。

・針を外そうと間誤付いている俺のタチに向かって[噛めっ!噛め!]
・[オモリ2個付けときゃ、キン●マに見えて雌のイカすぐ乗っちゃぁぁ]
思慮深い船長の一言。

ドリームワン 第2回

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劇的な展開でしたね、3日早朝からのドリームワン、餌釣り同行は。金曜夜便、土曜朝便と強風波浪で予約したにも出船できず、なんとか日曜朝便でタチオウ・メダイのリレー釣りに参加。神通河口の強風に晒されながら次々とタチウオ釣り上げる餌師を横目に、今一つ要領を得られず全く釣れないジグをシャクリ撒くって小一時間、[えっ餌貰えっけ?]と口走りそうになるのを必死の堪え、[中川さん、これ使ってみられ]と色物船長がよほど不憫に思ったのか手渡されたタチウオ用仕掛け針、ジグのテールにそっと仕込んで見事にヒット!開始から2時間やっとの1匹、余所見しとる間に掛った感動の無い1匹でした。しかし見事に当たってその後はポツポツヒット、バラシを繰り返し3匹でまぁ納得、次回リベンジで。

タチも釣れなくなった頃合いを見て深海メダイ釣りへ。サンマやらアミエビやらのテンコ盛りで鼻息荒い餌師に交じって全く釣りにならない事を自覚の上で120mの久々のディープジギング開始。250gのスピードドロップは5分もかからず着底、意味無くシャクル事5・6回、ゴツッッと某かの手応え![船長ヒット!]、余りの嬉しさに思わず叫んでしまう始末、ロッドから伝わる重々しい生命感に、底物?メダイ?まさかのブリ?その確実な手応えに脳汁ダラダラにして100mも必死で巻上げる間、いろんな思いが錯綜します。リーダーも入ったその時、もう僅かでタモに入れようとするその時、突如横に走ってブツッッ・・・[あぁぁぁぁ]と声にならない声を発し、[メダイやったわ、3・4kgぐらいかね]と魚影を見た色物船長の慰めの言葉と供に深く沈んでいきました。
ヌルヌルのメダイ、機会があればリベンジで。

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無理やりDVD

[めがね]・[かもめ食堂]、
妙なフェミニズムを醸し出し、妙なオシャレ感を強要され、妙な小林聡美とその一味の不可解な世界を続けざまに4時間、爆睡です。魘されそうで怖いわ。

[THE NOTEBOOK]
感動を押し付けない、それでいて緻密に琴線に触れてくるのが洋画の魅力やなと改めて思わせる作品でした。
実はその物語は・・という展開が、作為的でなく実に印象的で全体の根幹を担い、自然な感情移入による胸を打たれる光景に涙した映画でした。医者も見放したアルツハイマーの妻を献身的に介護し物語を読み聞かせる殊勝な夫、その夫の愚直なまでにあふれる愛情と物語に沿った回想シーンの数々、見応えのあるものでした。

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