象の背中に逆切れでした。先の文庫も作者の泣かせようとする妙な意図がフンダンに感じられましたが、映画化されたこれは、輪をかけてダメダメ3流ドラマ映画、駄作感が終始漂う延々2時間、役所広司、岸部一徳、高橋克実と錚々たる面々を揃えつつ、今井美樹がブチ壊す、松竹映画に逆金字塔を打ち立てた作品でした。
だらだらぁっと
象の背中に逆切れでした。先の文庫も作者の泣かせようとする妙な意図がフンダンに感じられましたが、映画化されたこれは、輪をかけてダメダメ3流ドラマ映画、駄作感が終始漂う延々2時間、役所広司、岸部一徳、高橋克実と錚々たる面々を揃えつつ、今井美樹がブチ壊す、松竹映画に逆金字塔を打ち立てた作品でした。
続けざまに「のぼうの城」と「不夜城」を読み漁りました。王様のブランチ・谷原絶賛の「のぼう・・」,10万冊突破とか、大反響とか、謳い文句とは裏腹に、1500円の価値を見出せずに終った感がありましたね。対し「不夜城」に支払った僅か100円は十分で、久々のハードボイルドに、歌舞伎町の裏社会で銃とタバコと性行為みたいな生き様に、変な影響を受けそうで怖いですね。金城主演のDVDがあるそうで、若干気になります。
どうも外人受けするみたいで、英文のコメントが大量に書き込まれています。こんな場末なブログに何故に?疑問と不満が残ります。
ダム関係のシステムの不具合対応で、管理所での作業中、「ちょっと下行って見てくるから・・・中川さんも来る?」バンジー好きの自分としては、即答で「行きます」と。ヘルメットを被りつつ、ダムの天辺で下を見下ろすと、込み上げる恐怖が胃袋に来ますね。さらにコンクリート打ちっぱなしの手梯子を天辺から中段まで降りる際は異様に汗ばみ、慄きながら一段づつ降りる手際の悪さ、また排水口から排水口への移動には、苔でムセタ鉄板を革靴で渡る暴挙を犯し、「中川さん、上行っといて」と単独登を命ぜられるままに、腋汗べったり、背筋を凍らせながら、手梯子で天辺まで登りつめ、怖いもの見たさで、頂上付近で振り向いてしまう始末、意識が逝きそうになりながらなんとか、登頂。終わってみれば営業服が錆やら苔やらで汚れ、ダム降下の恐ろしさを物語ってました。
コインロッカーベイビーズ、・・・極端に短く切って言い回し、どうも意味不明なことを並び立て、それでいて淡々と綴られてゆく中に妙な主張が見え隠れする、村上龍の嫌らしさが垣間見えるようで気持ち悪いので数ページで止めました。
幻夜・・・どこまでも献身的な男と、それを生贄にのしあがって行く女の話。前作の白夜行に続く東野圭吾待望の一作!と、相当の触込みで震災やサリンなどの時代背景をうまく刷り込んだ展開は面白いのですが、前作に続き、また踏み台にされた男は最後に死んでしまう、なんか後味の悪い作品でした。
全体的に弱い感じの「リアル鬼ごっこ」でしたね。全国の佐藤さんが抹殺される緊迫した突飛な構想に惹かれて、手にしたものの、内容の安っぽさが全体に漂い、全編稚拙な表現で綴られていて、なぜ話題になったのか理解に苦しむ、全く持って弱い小説でした。
話題のiphone3G。1500人が並んでても欲しかったというのも頷ける、いかにもAPPLEデザイン、こ洒落た質感、斬新な機能性と、極めて気に入りました、お客さんのですが。電話としてでなく、アクセサリーとして暫くは持ってみたいと思う商品です。ただ現在の携帯帯電に付与された電話・メールの操作性が全く無い(左手のみで操作できない!)まぁ、クダラナイ、PRADA携帯・Disney携帯よりは全然評価できますね。
のインストールをやらされました。。国内最強を誇ったワープロソフトも今や一部嗜好者のみと思いきや、官公庁ではいまだ健在。ESCメニューの一度覚えた操作性は死ぬまで忘れないのか、逆にバテレンの作ったWORDごときは使えるか!ということですか・・そこで初めてのシュリケン2008のインストール、メーラーシュリケン愛用者が国内に存在するとは努々思わず、世界標準はOUTLOOKですよ、と説明するも一蹴され泣き泣きでインストールしてきました。勉強になりますね、ちなみに一太郎で480MBでした。
読み返したくなる百夜行を読み終えました。各章の関連性に違和感はなく、人物・情景・動機などがボヤケルことなく、最終章まで楽しめた850Pの長編でした。解説にも、その複雑巧緻な構成力と、百夜を生きる主人公の内面を全く描かず、それを取り巻く人間たちの視点でのみ描写される、際立った手法だと、ホホォー。
白石一文のように文面や言葉ひとつには惹かれる事はないのですが、読ませる技術に長けている作家です。手紙以来ですね、飽きずにずっと読んだのは。しかし集中して一気読みをする方なので、毎度毎度の邪魔が入り完読まで2週間以上のは残念です。ネットでググると何故かテレビ化されてました、全く残念です。さらにPCA会計のマニュアルもセットアップも、いちいち残念なものでした。
手元のある「環境問題はなぜウソがまかり通るのか BY 武田教授」を読もうかどうしようか迷いますね。