滅多に見ない恋愛ものですが、妻夫木聡と池脇千鶴の演じ手が特筆もので、50男のハートをチクチクした珠玉の作品。
迂闊にも池脇千鶴をついググってしまう軽薄さが露呈した休日でした。
だらだらぁっと
永遠とは語り継がれていくべき悲壮であり、特攻で無くなった方の渾身の意思であり、ゼロとはゼロ戦、死をもって開放される特攻員の痛切な心情、という風に感じ取れた永遠の0。
アイドル風情と重厚な俳優人を配することでうまく調和し、特にその遺作となった夏八木勲の台詞回しは圧巻。
戦争のもの悲しさを144分の全編をとおして宮部という人物の心根を探ることで写しだされ、部下として教え子としてライバルとしての語部たちの回想録に現れる人物像に強く心を打たれた作品。
1月中旬にも拘らず、半分以上埋まった館内にむせび泣く声が響き続けた感動の一本でした。
在日の差別感情を余す事無く書ききった梁石日(ヤンソクイル)の異邦人の夜、読み応えのある一冊でした。
冒頭から見下したように日本人、政治家・暴力団を論うように書き殴り、不法滞在フィリピン人女性の日本人への執着と、在日2世を自覚し自己喪失した娘と、過去に苦悩する在日韓国人の父親の、その両面から延々500ページ以上に構成した長編小説。
根底にある差別感情を文字に起こすと、こうまで汚い日本人を描けることに不思議と違和感はなく、逆に在日の耐え難い差別意識を美化するでもなく、その狭間に生きるカタワな心情を軸に存在意義であるとか人権規約であるとか新しい世界観に触れたようで新鮮に読み終えました。
忙しさに感けて久々の一冊でした。
オフクロが連れてけと、ねいの里キノコ狩りへ。
快晴の元、想像以上の参加者に圧倒されながら、待たされること20分、長々と主催者の挨拶がはじまり、続いて注意事項へ。
”えーまず3つの注意事項を申し上げます。まずスズメバチ、刺されたら、毒を出してください。次にマムシ、これも噛まれたら毒を吸い出してください。最後に熊、これは大丈夫”
・・・・・・ハチ?マムシ?クマ?・・・
出川じゃないだろ出川じゃ!
いや死ぬね。
さもしたり顔で当然のごとく適当な説明をうけて”それでは、ご自由にどうぞ”と送り込まれても流石に怖くて遊歩道からさほど奥まで行けず、毒キノコを少し確保で帰途につきました。
久々に血が濁る9月初旬、マイクロのoffice2013。
30000円もだして、送られてきたのは紙箱とカード一枚。メディアをつけることないダンボール商売。
プロダクトキー、インストールキー、マイクロアカウントと解らんように複雑に絡めた、その手順。一般の方にはまず理解できない、自分も理解できない。
2GBもあるプログラムをダウンロードしろと、どこぞのエロサイトと同じ手法でとにかくネットでダウンロード、2GBを。
さらにマイクロアカウントへの強制登録、至極当たり前にアカウント登録要求。googleに、どう触発されたか?徹底して登録しなければ使えない傲慢ぶりを発揮。
驚いたことに30000円でのプロダクトキーは役に立たないダウンロードキー、その後に渋々インストールキーを発行する?不思議な顧客対応。
ハードソフトを融合したAppleの焼き直しでノキアを買収し、市場独占を目論むマイクロソフト・・・思えばwindowsもMAC OSの類似品、巧みな戦略でスィートに市場独占を果たした温めの姿勢で再び吸い尽くそうと、独自性もなく売れ筋を二番煎じでナゾルだけ。
xboxで敗退し、モバイルOSでも後塵に拝した、2番煎じで逆顧客満足度no1の会社の今後に期待したい
なにげに、youtube。
なんとなく”アンルイス ”
珠玉のアルバム”Heavy Moon ”は、六本木心中から変にMETALへ流れていく前の名盤。
http://www.youtube.com/watch?v=Wq1-01bBr4k
圧巻の声量に暫し呆然。
浜崎とか倖田とかのクソみたいな2線級とは違い本物の歌い手だなぁと。
アンルイス、その引退を惜しまれる。
息子が美勇士とうのも惜しまれる。
不快指数の高いこの日は、小娘と豪華客船ドリーム1で富山湾クルーズ。
心地よい潮風を受けながら、満帆の海王丸を洋上から拝謁し、新港大橋を洋上真下から見上げ、伏木男岩までの快適なクルージングと、格安料金で大いに楽しんだ、夏の午後でした。
詳しくは大平まで 090-2124-0183
藤井裕久大先生に頼まれて参加した、参議院議員[佐藤まさひさ]先生の講演。僅か30分程度の話でしたが、胸打たれる感慨深い素晴らしい内容でした。
自衛隊の”ヒゲの隊長”程度の話と、高をくくって真正面の最前列、冒頭は尖閣問題から中国の話へと。ここから国のトップである安倍晋三の筋の通った外交姿勢を評価。
逆に菅直人の尖閣中国船衝突事件の責任の放棄や田中防衛大臣の無学ぶりなど軽い民主党批判。
その後の震災絡みの話が特筆もので、現地自衛隊員、自らの連絡も取れない家族がいるにも拘わらず行方不明者の生存率が下がる72時間以内に4000人規模の救出劇。
押寄せる津波に病院屋上への避難を指示した病院長、しかし患者全員は救えず、80を過ぎたばあさんが目の前をベッドごと流されていく際に[先生、今までありがとう、ありがとう]と感謝できる勇気。10歳のわが子が震災後2か月間行方不明、5月初旬に自衛隊員により発見され、その母親の涙ながらに労う言葉。連絡の取れない妻がいながら最後まで公務を遂行した陸前高田市長、その数か月後の遺体発見を報告した自衛官の無言号泣の敬礼。
がんばろう東北などと簡単には口にできない震災の事実を改めて実感。
信用できる議員さんかなと。
< 不毛な会話 >
オフクロが [ ナメリカヮで竜巻あって50人ほど亡くなったがやと ]
[ まじで、ナメリカヮやったら、富山のニュースにでるぜ ]
[ 9時のニュースです。アメリカ・オクラホマで・・・・・]
滑舌と聴力が衰えると会話も不毛だなと・・・・
< 不毛な時間 >
努力も工夫も感じられないゴロツキ共が相も変わらず群れた受付を抜けた会場で、富山JC[努力と工夫で無二の技術を]を拝聴してきました。
紛い物リーダー然とした挨拶やら、狂言じみた委員会説明などの茶番から、拍手で迎えた講師の70分。ボンクラ共の寝息も垂れる、切れの悪さと上滑りなファンタジーでは、視線は自ずと携帯将棋へと。
できれば勝谷かハイダショウコ。