風上に立て!
だらだらぁっと
目次
BACK
RSS
ADMIN
記事一覧
10
2010.06
久々の読書
大崎善生の情景は綺麗と思いますた今回の[Rock'N roll]。 最初から最後まで背景はすべてパリ、これが辻仁成だと胃袋から込上げる気持ち悪さが居座るんですが、70年代のZeppelinやjeff beckやなんかの歌詞を塗ったくった下地に、大仰な言い回しを連呼するくどい大崎節が配されると巧みに色調が形象化され変に嫌みのない作品になるのが作家の技量ですか。 アジアンタムブルー、ドイツイエロー、ハンリアンブルーなど色のイメージ化に秀でた作者やなと思いますた。今回のは茶褐色、薄目で、普通か。
この記事のURL
[ 独りよがり書評 ]