止めどなく涙と鼻汁とティッシュを要した、豊子の真骨頂のドラマ。
先般、祖父の精子による試験管ベビーの件がテレビを賑わした。
まさに現代の[華麗なる一族]などとの言葉が妙に残る・・・・見てない・・・そこで完結5本レンタル。
冒頭からの木村拓哉が鼻につくが、権謀術数に呑まれた金と権力まみれの輩が蠢くキャスティングと銀行合併や大企業倒産の舞台裏まで見事に描き切った七転八倒の構想力で中盤まで抜けられない状態、最後の最後に劇的展開に号泣する感動の1作!・・・・TBSドラマですが。
兎に角このドラマは最終話、これに尽きますね。
この最終回を持ってして北大路の目力、演技力を重ね合わせ、さらに木村の死、血縁の露呈、木村の手紙と怒涛の嗚咽攻めに容赦なく屈した名作でした。